奇祭再び、BEAT-TRIBE CUP

4月1日に豊洲PITでBT杯ことVFR BEAT-TRIBE CUPが開催されました。
様々な格ゲータイトルごとにやはりファン層というのはなんとなくあるものですが、いろいろな人がいることに関してバーチャ勢というのは他のゲームに比べてやはり飛び抜けていると思います。そして、そのバーチャ勢のなかでもひときわ業の深い人々が集まるのがBT杯ではないでしょうか。
その歴史や背景については山ほど紹介したものがあるのでよそに任せるとして、BT杯に集う人々はバーチャを好きとか愛しているとかそういうのをもう一段階超えて「必然としてそこにいる」のであり、BT杯全体が一種の祝祭的なものなんじゃないかと思っています。

もちろんそれは個人的な思い込みでありますが、とりあえず個人的には上記のようなイベントをもう一度見たいというところから始まり、色々な紆余曲折があって今年のBT杯開催をお手伝いしました。

本来この日と前日の豊洲PITは旧JeSPAの大会を開催する予定で抑えていたものですが、JeSPAの解散及び日本eスポーツ選手権大会の不開催に伴って一旦白紙となったスケジュールを「同じeスポーツイベントだから」ということで開催させて頂ける運びとなりました。急な発案だったにも関わらずコミュニティイベントへのご理解とご尽力を頂いたeスポーツコミュニケーションズ合同会社の皆様と代表の筧さまには改めて深甚に御礼申し上げます。
そしてもちろんBT杯の開催を快諾して頂いた山岸さん、実現にあたって運営を統括したゲームニュートン松田さんとスタッフの皆様には感謝あるのみです。

……といった経緯があったため、当日は日本eスポーツリーグとBT杯で会場をシェアしつつの開催となりました。全く毛色も文化も違う2つの大会が同時に行われていたわけですが、特段コラボ的ななにかがあったわけでもありません。解決すべき課題は山ほどありましたが、共存というのは案外こんなものなのかもしれないな、と思いました。

壇上にて観戦

トーナメント表はこだわりの手書き。写真ではわかりづらいですが道具も年季が入っています。